Scala Best Practiceの和訳を進めています
次世代 Web カンファレンス #nextwebconf に参加してきた
2015年10月18日に開催された「次世代 Web カンファレンス #nextwebconf」に参加してきました。
server_perf
以下自分のつぶやきと参考になったツイート
「パフォーマンスを上げるには仕様を変えるのが一番よかったりする」
#nextwebconf #nextwebconf405
— ぺら (@Peranikov) 2015, 10月 18
cookpadではアプリから叩くAPIのリクエストが支配的になっていて、Webの比率は下がってきている #nextwebconf405
— でめ (@deme0607) 2015, 10月 18
webよりapiが増えている。勘所が違う。やることが単純に。ただし単体の処理性能は求められる #nextwebconf #nextwebconf405
— Hiraku (@Hiraku) 2015, 10月 18
IoDrive使ったりする(札束で殴る) #nextwebconf405
— 再利用性 (@reizist) 2015, 10月 18
全部キャッシュするとメモリが溢れる。効果が抜群なところ、ユーザーごとに共通なもの、ランキング上位でよく見られるところ、そう言った特性を活かす #nextwebconf #nextwebconf405
— Hiraku (@Hiraku) 2015, 10月 18
「キャッシュがあるとABテストしにくい」「不具合がキャッシュのせいか判別するコミュニケーションコストある」 #nextwebconf #nextwebconf405
— ぺら (@Peranikov) 2015, 10月 18
CPU1個あたりの性能は結構前から頭打ちになっているのでコアを増やして性能を出すようになっている、複数のCPUを扱いやすいような言語としてCやGoなど使ってるらしい #nextwebconf405
— 再利用性 (@reizist) 2015, 10月 18
us-east においておけばまんべんなく遅い (日本においておくよりはいい) #nextwebconf405
— Takumi Kanzaki (@tknzk) 2015, 10月 18
昔に比べてCDNに求められていることは増えていて、今まではstaticなコンテンツ配信のみだったけど今後はapiへのリクエスト等もCDNを通してレイテンシを抑えるという会社も増えてきたとのこと、へえ #nextwebconf405
— 再利用性 (@reizist) 2015, 10月 18
「Opera miniは画像のリサイズをプロキシ側でしてくれたり、JSをサーバサイドでレンダリングしてくれたりする」 #nextwebconf #nextwebconf405
— ぺら (@Peranikov) 2015, 10月 18
server_arch
server_archでは開始早々、@yuguiさんが開発したJSON APIへの変換プロキシ生成機"grpc-gateway"の話となった。
そもそもgRPCとは、HTTP/2の利点である双方向ストリーミングや多重リクエストを扱えるRPCフレームワークであり、C、C++、Java、Go、Node.js、Python、Rubyなどの言語をサポートしている。
新しいオープン ソース HTTP/2 RPC フレームワーク、gRPC のご紹介 - Google Developer Japan Blog
ただ、gRPCはすべての言語をサポートしているわけではなく、かつHTTP/2が必須なため、これを今までのJSON API、HTTP 1.1でも動かせるようにするためのものが"grpc-gateway"とのこと。
以下自分のつぶやきと参考になったツイート
HTTP2をカスタムプロトコルの土台にするユースケースがGRPCだと。 #nextwebconf405
— 0x1F歳になったじょーかー (@joker1007) 2015, 10月 18
言語として db とのコネクションプールをサポートしているのは java だけ、そういう視点なかったな、おもしろい #nextwebconf405
— Tetsuya Morimoto (@t2y) 2015, 10月 18
JDK9にReactive StreamsのDoug Leaさんの話題。JSR前のJEPはこれですね。http://t.co/FUZOtbE8Ti #nextwebconf #nextwebconf405
— guyon (@gu4) 2015, 10月 18
これか。 http://t.co/J2rXQMV8g8 #nextwebconf405
— Shinpei Ohtani (@shot6) 2015, 10月 18
「Googleは海底ケーブル引くセクションを持ってる」
#nextwebconf #nextwebconf405
— ぺら (@Peranikov) 2015, 10月 18
「ちゃんと自前で海底ケーブル引いてる会社のとこ使えばいいんじゃないですか」「たとえば Google にはそういうセクションがありますよね」 #nextwebconf405
— そらは (@sora_h) 2015, 10月 18
「内部通信はマイクロサービスでのコンテキストと呼んでいる。前提としてマイクロサービスがあって非同期な話が出てくる。」 #nextwebconf #nextwebconf405
— guyon (@gu4) 2015, 10月 18
非同期あってのMicroServices、ってところが落とし所っぽいな
#nextwebconf #nextwebconf405
— ぺら (@Peranikov) 2015, 10月 18
普通にMicroservicesはデフォルト非同期・ノンブロッキングじゃないと、粗にできないから、難しいと思いますよ。 #nextwebconf405
— Shinpei Ohtani (@shot6) 2015, 10月 18
standardization
(昼飯で抜けてたので途中からしか聞いていない)
以下自分のつぶやきと参考になったツイート
ES6の仕様策定は6年かかってる
#nextwebconf #nextwebconf406
— ぺら (@Peranikov) 2015, 10月 18
ES6 の仕様策定には 6年かかったが、最後には凄くスピードが上がった。それは Babel の存在が大きい。実際に開発者に使ってもらいフィードバックを得ることで標準化の速度を加速する。 ES.next の仕様の議論にも Babel の名前が出てくる #nextwebconf406
— Takuto Wada (@t_wada) 2015, 10月 18
extensible webで低レイヤなものを作るともう一回POSIX作るみたいな事になりがち、OSでやってることもう一回やるんですか?!皆さん?! #nextwebconf #nextwebconf406
— Yosuke FURUKAWA (@yosuke_furukawa) 2015, 10月 18
Webっていうのが複雑になりすぎてて、vivaldiみたいな小さいブラウザが標準に沿おうとしてもかなり小さいベンダーだけでは難しくなっている。 #nextwebconf #nextwebconf406
— Yosuke FURUKAWA (@yosuke_furukawa) 2015, 10月 18
http2
以下自分のつぶやきと参考になったツイート
http2の現状
- 仕様は去年の11月でほぼ固まっている
- クライアントブラウザ側はほぼ対応済み
- nginx/Apacheもモジュールがある
#nextwebconf #nextwebconf405
— ぺら (@Peranikov) 2015, 10月 18
http2は本当に速くなってるのか?1より遅い部分もあるのでは?
#nextwebconf #nextwebconf405
— ぺら (@Peranikov) 2015, 10月 18
- http1では同時接続が6本、http2では100本
- http1では先にHTML、後からJSや画像が来る。http2ではすべて同時に来る。
- つまり最初のレンダリングが遅くなるケースがある
#nextwebconf #nextwebconf405
— ぺら (@Peranikov) 2015, 10月 18
http2で遅くなるケース:
http1だったら6本でファイルをDLできたけど、http2だと同時に何本も取れるようになる、htmlに書いてある全部のリクエスト同時に送る、そうすると画像もcssもjsも混ぜこぜに来るので初期レイアウトを見るのがhttp1よりも遅くなるケースが有る
— Yosuke FURUKAWA (@yosuke_furukawa) 2015, 10月 18
多重でロードできるが、「CSSや画像を先にくれ」という優先度をつける仕組みをきちんと実装できているのは現時点firefoxしかない
#nextwebconf #nextwebconf405
— ぺら (@Peranikov) 2015, 10月 18
Chromeはpriorityの実装を進めようとしてるがIEはすでに諦めてる #nextwebconf #nextwebconf405
— Yosuke FURUKAWA (@yosuke_furukawa) 2015, 10月 18
http2を使いこなすために
- ブラウザ側で指定しないのであればサーバ側で優先度つけてあげる
#nextwebconf #nextwebconf405
— ぺら (@Peranikov) 2015, 10月 18
大津さん「priority自体が万能な銀の弾丸とは思っていない、いくらpriorityが高くても手元にリソースがないと送れない、この手元にちゃんとリソースがある状況がそんなに沢山ないのではないか。」 #nextwebconf #nextwebconf405
— Yosuke FURUKAWA (@yosuke_furukawa) 2015, 10月 18
priorityは万能ではない
#nextwebconf #nextwebconf405
— ぺら (@Peranikov) 2015, 10月 18
大津さん「CDNしかり、ファイルからまだ読み込めてない状況もあるし、コンテンツのシチュエーション次第では指定しても無駄になるケースが有る」 #nextwebconf #nextwebconf405
— Yosuke FURUKAWA (@yosuke_furukawa) 2015, 10月 18
http2は1に比べ遅延の影響を受けにくいのがメリット
#nextwebconf #nextwebconf405
— ぺら (@Peranikov) 2015, 10月 18
日本でのRTTは数十msec程度。1つのWebページ表示するのに10~20RTT。ServerPushで1RTT減ったところで大したインパクトはない。
#nextwebconf #nextwebconf405
— ぺら (@Peranikov) 2015, 10月 18
「ServerPushは高速化にメリットは無いのでは」
#nextwebconf #nextwebconf405
— ぺら (@Peranikov) 2015, 10月 18
『Server Pushいらないんじゃない?』っていう話も仕様の際には出てた。キャッシュ用途に使うというのはキャッシュがあるかどうかを判別するのが難しい。 #nextwebconf #nextwebconf405
— Yosuke FURUKAWA (@yosuke_furukawa) 2015, 10月 18
server pushが意外と難しい問題はこの辺もご参考に / ES6 ModulesはHTTP/2によってconcat無しで使えるようになるのか - teppeis blog http://t.co/v1hJIkcSex #nextwebconf405
— teppeis (@teppeis) 2015, 10月 18
http2は速さ以外のメリットがあるか?
#nextwebconf #nextwebconf405
— ぺら (@Peranikov) 2015, 10月 18
http2のメリットとしてサーバ側からクライアントへのPushがやりやすくなる。
#nextwebconf #nextwebconf405
— ぺら (@Peranikov) 2015, 10月 18
http2は"基本的に"速くなると思っている。1つのコネクションで複数リクエストに対応できるので結果的にサーバ側の負荷が下がる。
#nextwebconf #nextwebconf405
— ぺら (@Peranikov) 2015, 10月 18
TCPの接続を毎回切断しないのでサーバーの負荷を下げるっていう速度以外の効果もある。Googleみたいな大規模になればなるほどその効果が上がる #nextwebconf #nextwebconf405
— Yosuke FURUKAWA (@yosuke_furukawa) 2015, 10月 18
http2 はハイパージャイアントだけのものなのか?小さいベンダーで使う意味があるのか?身の丈に合うのか?? #nextwebconf #nextwebconf405
— Yosuke FURUKAWA (@yosuke_furukawa) 2015, 10月 18
WebSocketはhttp2では使えなくなった
#nextwebconf #nextwebconf405
— ぺら (@Peranikov) 2015, 10月 18
いつ http2 only のサイトを作るか、 mobileで言えば iOS10 が来年出る、そうするとSafariはクライアントがhttp2を対応してる、そういうタイミングだったらhttp2オンリーでもいいのではないか #nextwebconf #nextwebconf405
— Yosuke FURUKAWA (@yosuke_furukawa) 2015, 10月 18
セマンティクスとして一番足りないものは何かというと、HTTPはreq/resで双方向でデータやりとりする仕組みが足りない、GRPCは複数の接続を貼って実現してる、そういうのができるような動きが増えると良い #nextwebconf #nextwebconf405
— Yosuke FURUKAWA (@yosuke_furukawa) 2015, 10月 18
Google QUIC
https://t.co/VTCCn2Qozp
#nextwebconf #nextwebconf405
— ぺら (@Peranikov) 2015, 10月 18
HTTP/2, QUIC入門
http://t.co/L5IdMt0w1J
#nextwebconf405
大津さんの資料がわかりやすいです
— ゆき (@flano_yuki) 2015, 10月 18
QUICの場合はUDPでデータを暗号化していっぺんに送れる、0-RTTでできる、レイヤをまたぐことでレイヤごとにやってる無駄な処理を省くという効果がある #nextwebconf #nextwebconf405
— Yosuke FURUKAWA (@yosuke_furukawa) 2015, 10月 18
丁度雑談で、「HTTP/2はハイパージャイアントのためだけのものだと思ってたけど、特定用途のカスタムプロトコルの基盤としてなら多重化もプライオリティも重要だしライブラリが自動で対応してくれる余地がある」という話をした。 #nextwebconf
— Yuki Yugui Sonoda (@yugui) 2015, 10月 18
QUICの標準化で興味が有るのはwire formatがリトルエンディアンで実装されてる、そういう仕様ってあんまりない、ほとんどのサーバはリトルエンディアンなので、ビッグからリトルの変換がない分無駄な処理が減る #nextwebconf #nextwebconf405
— Yosuke FURUKAWA (@yosuke_furukawa) 2015, 10月 18
kazuhoさん「QUICの期待:ゲーム系ではUDPが普通だし、それによってリアルタイムなものが増えてくる、そういう意味でもhttp2ではなくQUICの重要性は高い」 #nextwebconf #nextwebconf405
— Yosuke FURUKAWA (@yosuke_furukawa) 2015, 10月 18
「将来的にはhttp1.1とhttp5だけ、みたいな世界になるのでは」
#nextwebconf #nextwebconf405
— ぺら (@Peranikov) 2015, 10月 18
「Webはエコシステムで成り立っていると思っている。エコシステムの中心が移っていった時、http1は取り残されたもの、という恐怖がある」
#nextwebconf #nextwebconf405
— ぺら (@Peranikov) 2015, 10月 18
Jxck「エコシステムの中心はhttp1.1じゃなくて先に行ってしまうのではないか、そういうエコシステムが先に先に行くことでhttp1.1の人たちは取り残される懸念がある」 #nextwebconf #nextwebconf405
— Yosuke FURUKAWA (@yosuke_furukawa) 2015, 10月 18
front_arch
以下自分のつぶやきと参考になったツイート
ルーティングどのようにしているか
- ReactではReact Routerを素直に使っている
#nextwebconf #nextwebconf405
— ぺら (@Peranikov) 2015, 10月 18
ルーティングどのようにしているか
- Angularはルーターが強い
- ngRouteという標準APIがある
- サードパーティuiRouterを公式が勧めるほど強力
- Angular2でもルーターはサポート
#nextwebconf #nextwebconf405
— ぺら (@Peranikov) 2015, 10月 18
Angularは1.4でReactと同等のパフォーマンス!
#nextwebconf #nextwebconf405
— ぺら (@Peranikov) 2015, 10月 18
Angular2のアーキテクチャ
- MV?と言っていない
- データフローを特に提示していない
- コンポーネントをツリーにするのでFluxライクである
#nextwebconf #nextwebconf405
— ぺら (@Peranikov) 2015, 10月 18
イベント管理どうしてますか?
- Reactでは担当するコンポーネント作ってそのコンポーネントに任せてる
#nextwebconf #nextwebconf405
— ぺら (@Peranikov) 2015, 10月 18
イベント管理どうしてますか?
- イベント扱うのにStreamは良い
- Promiseが発達することが条件
#nextwebconf #nextwebconf405
— ぺら (@Peranikov) 2015, 10月 18
さいごに
主催してくださったJxckさんを始め、登壇された方々ありがとうございました。とても濃密でWebの未来について感じることができた1日となりました。
今回俺がいかにして転職したか晒す
9月から新しい会社で働き始めました。折角なので今回どのように転職したのかをまとめておきます。
何をつかったか
今回はWantedlyをメインに使って転職活動を進めてきました。前回の転職ではエージェントを使いましたが、今回は自分のペースで活動したかったのでエージェントは使いませんでした。
期間・エントリー数
期間は3月~8月の間の5ヶ月間、活動しました。エントリー数は全部で6社となりました。
準備
プロフィールを書く
とりあえずWantedlyのプロフィールを埋めました。経歴、このさきやってみたいこと、作ったアプリなどは特に公開しておけばいいと思います。
履歴書・職務経歴書
企業によっては、エントリーしてすぐに履歴書・職務経歴書をメールで送ってほしいというところもありました。履歴書は、Wantedlyの「できる履歴書」で書くと写真込みでPDF出力できてすごく便利でした。
職務経歴書版も是非欲しいですが、職務経歴書はフォーマットが様々なので厳しいのかもしれません。
企業にエントリーする
まずは1社エントリーすると良い
Wantedlyの場合、おそらく1社でもエントリーすれば最近活動のあるユーザとして企業側に伝わるようで、初エントリー後はスカウトがよく来るようになりました。*1
エントリー後の流れ
エントリー後はWantedlyのチャットでその企業の担当さんとやりとりします。 大体の流れとして、
- 面接の日程調整
- 履歴書・職務経歴書 → リモートで技術テスト
- リモートで技術テスト → 面接
というケースがありました。この中ではいきなり面接というケースが一番多かったです。
福利厚生については別サイトで
Wantedlyでは、その企業がどのような活動をしているか、どのような技術を使っているかはわかりやすくなっていますが、福利厚生などがわかりにくいのでそこは別サイトに頼る必要があります。(実際に福利厚生について質問したら別サイトのリンクが渡された)
企業の規模でレスポンスに差がある
これは経験則ですが、社員数が十数名の企業はエントリーしてから数日で返信が帰ってくるのに対し、社員数3桁以上の企業は返信に2週間程度かかりました。これはその会社のエントリー数にもよると思いますが、転職活動のスケジュールを考える上で注意が必要です。
さいごに
最近自分の周りで転職を考えている人が増えてきているので自分のケースをまとめてみました。何かの参考になれば幸いです。
*1:数えてみたら16社あった
YAPC::ASIA Tokyo 2015に参加してきた #yapcasia
YAPC::ASIA Tokyo 2015
2015年8月22日に開催されたYAPC::ASIA Tokyo 2015に参加してきました。1日目は参加できず2日目のみの参加です。なお僕は初参加で、かつYAPCは今回で最後らしいです。
セッション
スピーカーのNathan LeClaireさんはDocker Machineの中の人。Polyglotとは複数言語、複数のツールを扱う人のことを指す。
今まで、エンジニアが新しい技術を学ぼうとするとき、毎回開発環境の方法を学ばなければならず、それが新しいユーザ参入の障壁となっていた。特に今のフロントエンド界隈は6ヶ月で新しい技術が生み出され(AngularJS,React.js,Grant,Gulp,etc..)、そのたびに環境構築に学習コストを払うのは辛い。
Dockerの魅力はそういった参入障壁をなくし、誰でも簡単に開発を始められるようにすること。ユーザの島と技術の島の橋渡しをする存在ということでした。
なお、質疑応答でDocker.incの中の人はほとんどがboot2dockerを使っているとのこと。
Docker3兄弟とは、
- Docker Machine
- Docker Compse
- Docker Swarm
のことを指す。(勝手に呼んでいる)
これにDocker Toolboxが加わり4兄弟になった。Docker Toolboxは3兄弟 + VirtualBox + GUIツールの全部入り。
Docker3兄弟のおかげでDockerがゆるふわに使えるようになった。開発環境では十分利用可能で、プロダクションに使うにはまだ課題があるがロードマップが提示されている。
歴代の実谷委員長が集まり、今までのYAPCの思い出話から、イベント運営に関するノウハウが語られました。以下内容を箇条書き。
- 入場者数は300人から2000人
- スポンサー数は6社から60社
- ワイエーピーシー?ヤップク?ヤップシー。
- ✕ 「ヤップシーアジア」◯ 「ヤップシーエイジア」
- ライチタイムをリジェクトしたらTwitterが「お腹すいた」で溢れた
- トーク観るのは素人
- LTはYAPC発祥(Asiaではない)
- 高橋メソッドもそこで生まれた
- 大学を会場にしたいときはヒエラルキーを理解する
www.slideshare.net
mozaic.fmのJxckさんによるHTTP2のお話。
HTTP2はすでにRFCになっており、策定するフェーズから使うフェーズになっている。既にいくつかのHTTP2実装が世に出されている。
HTTP1.1はシンプルな分、これ以上速度をあげることに限界がきていた。Keep AliveやFile Concatなどの実装を駆使して対応してきたが、これらはバッドハックであり、ビルドシステムなどが複雑化していく。
HTTP2は1つのコネクション上でストリームを多重化することで、3 way handshakeが1回で済み、パフォーマンスの一番美味しいところを維持できる。
かつ、セマンティクス(各メソッドの意味とかHTTPステータスの意味とか)は維持され、下位互換も保証される。
我々はどうするべきか?
- よく知らない/導入しない
HTTP1.1はこれからも生き続けるので問題ない
- 理解した/導入しない
戦略としてはありだが、今後もパフォーマンスのためにバッドハックをし続けなければならない。どこかで見定める必要あり。
- よく知らない/導入する
エコシステムの成熟しだいではあり。そもそもHTTPはよく知らなくても動くべきだし、既にクライアント(ブラウザ)は知らないうちに導入されている。(ただ、エンジニアとしてはどうなの...)
さいごに
特に何を聴くか考えずに来たけど割りとDocker寄りになったので自分でも興味があるのだろう。Dockerちゃんと勉強します。
とても素晴らしいイベントだっただけに1日しか行けなかった悔しさとこれで最後という悲しみがあります。実行員会の方々、スピーカーの方々、その他運営に関わった方々には大変感謝しております。ありがとうございました。
Photos
Six apart pic.twitter.com/IjySAKvKlB
— ぺら (@Peranikov) 2015, 8月 22
emacs pic.twitter.com/bXlIKLDWQX
— ぺら (@Peranikov) 2015, 8月 22
vim pic.twitter.com/iTJdNCStSQ
— ぺら (@Peranikov) 2015, 8月 22
diffコマンドでファイルではなく標準出力を比較する(Process Substitution)
『アジャイルサムライ横浜道場 特別編「RSGT再演 くじびきイテレーション改』 に参加してきました #agilesamurai #横浜道場
2015年5月12日に開催された『アジャイルサムライ横浜道場 特別編「RSGT再演 くじびきイテレーション改』 に参加してきました。
台風ですが、横浜道場始まってます
#agilesamurai #横浜道場 (at 西公会堂・西地区センター) [pic] — https://t.co/jZAmiWCFWJ
— KIMURA Takao (@tw_takubon) 2015, 5月 12
www.slideshare.net
今回は特別回として今給黎さんを講師にお招きし、ゲームを通してスクラムを体験するというワークショップを行いました。細かいルールはスライドの方に書いてありますが、1ターンを1dayとし、1ゲームを1スプリント、場のカードをバックログに見立て、それを見ながら見積もりをします。そして手札のカードを使ってバックログを消化し、最後にふりかえりをするというスクラムの一連の流れがこのゲームに凝縮されています。
これを5セット行いますが、セットとともに追加ルールが加わります。加わるルールは以下になぞらえられたものでした。
- 個々人が決められたタスクしかできない(単能工)
- タスクを協業できる(協業)
- 個々人の能力が違い、それぞれの能力をチームは把握している
- 個々人の能力が違い、それぞれの能力をチームは把握していない
これらを通して学んだことは、
- 決められた仕事しかできないと、スプリント内で消化できるタスクが制限される
- 優先度が高くコストが重いタスクでも、協業できれば(タスクを分割すれば)確実に消化できるようになる
- 個々人の能力をチームが把握していれば、見積りの精度が増す。
- 逆に、個々人の能力をチームが把握していないと、アクシデントが起こる可能性が増す(見積もりを予測しにくくなる)
といったことでした。事実、僕らのチーム*1は能力を把握していないときの見積もりのブレが1、把握しているときが5と顕著に現れました。
さいごに
今回のワークショップはとても白熱し、たのしくスクラムが学べたかと思います。 講師をしていただいた今給黎さん、スタッフの方々、参加された方々ありがとうございました。
*1:チーム名は「Dieふごう」にしました
kawasaki.rb #23 に参加した & 寄稿した #kwskrb
2015/4/23に行われたkawasaki.rbに参加してきました。
今回はこちらのブログに内容をまとめるのではなく、kawasaki.rb公式ブログに寄稿という形をとりました。以下がその記事です。
kawasaki.rb #023を開催しました #kwskrb
大体の内容は上の記事に書かれているのでこちらには個人的な内容を書きます。 寄稿する流れとなったのは以下のツイートから
— chezou (@chezou) 2015, 4月 22
と、kawasaki.rb発起人のchezou氏がMacを会社に置いてきてしまったので、代わりにパーフェクトRubyの電子版が入っていた僕のMacで進行することにしました。初めて進行をしましたが、予想以上に大変でした。傍から見ててもてんやわんやしてたと思います。
というわけで今回試したコードの履歴は僕のpryのhistory上にあったので、ついでに寄稿することにしました。
終わってから
そういえば、今回のところは以前読書会した「なるほどUnixプロセス」で深く理解してたはずなのに、あまり気の利いた発言できなかったなぁとか終わってから思ってました。良い本ですので読んだほうが良いです。紹介は以下から。
最後に
kawasaki.rbの皆様ありがとうございました。次回もよろしくお願いします。